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器質性と機能性の違いとは?
タイプ①器質性月経困難症
病院への通院が必要となる何らかの病気が隠れています。
【症状の特徴】
20代後半から多くなり、加齢と共に強まっていく傾向があります。生理初日~3日目ごろを過ぎてもまだ続き、生理期間以外にも痛みが生じることもあります。
【考えられる病因】
子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫など
タイプ②機能性月経困難症
月経困難症の症状はあるものの、原因となる病気がないのに症状が出ます。
【症状の特徴】
一般に、思春期~20代前半に多い生理痛で年齢と共に軽くなっていく傾向といわれます。しかし、生活スタイルが多様化し身心への負担により重くなることもあります。
【考えられる病因】
・子宮や卵巣が未成熟。
・子宮内膜から分泌される「プロスタグランジン(子宮の収縮を促す物質)」の分泌量が多い。
・ストレスや体質(冷えなど) など