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■患者■

50代・女性

■来院■

2018年1月

■症状と来院理由■

13年前に右足小趾の痺れをヘルニアと診断され、リハビリを受けながらごまかし、ごまかし生活を送っていた。

2ヶ月前から左足首に痺れが出始める。

腰痛はヘルニアと診断される前からあり、もう痛みが無い生活には戻れないと思っていた。

エステサロンの店員から当院の評判を聞き付け、インターネット予約から当院での治療に繋がった。

■治療内容と経過■

左足首以下に痺れがある事から、腰の異常を疑い触診を行うと硬さがあり押さえると圧痛を訴えた。

さらに臀部にも関連する筋緊張と圧痛を訴えたため、これらの緊張と硬さに関係する手の甲にあるツボへ鍼を行なった。

5分後に腰と臀部が緩んでいることを確認して抜鍼。

ベットから立ち上がる前から左足首の痺れが少なくなってっていた。

それでも腰の痛みを訴える事から肩甲骨周囲を調べると、身体の捻れに関係する筋緊張が触知出来た。

この筋緊張を緩めるため、足の脛にあるツボへ単刺(鍼)を行い確認。

肩甲骨周囲にあった筋緊張が緩み、右小趾の痺れと腰の痛みがやわらいだ。

痺れと痛みがやわらいだが、右足に体重を乗せる事が出来ない。

臀部に近い股関節に筋緊張があり、それを緩めるため手の甲にあるツボに鍼を行った。

筋緊張が緩んだ事を確認して抜鍼し、立ち上がって頂くと両足に体重が乗っていることが分かった。

両足の痺れがなくなり腰が楽になったら、肩こりが気になった。

この肩こりと関連する臀部にも筋緊張があった事から、背中にあるツボへ鍼を行いこれらの緊張が緩んだことを確認して抜鍼。

腰の痛み、足の痺れ、肩こりが軽快した事もあり、今回の治療はここまでとした。

■同時に治療した症状■

腰痛、右小趾の痺れ

■使用した主なツボ■

威霊、光明、精霊、T1(1.5)

■治療技術■

脊柱編、五体躍動編

■考察■

腰椎のフラットバック(ストレート気味)が足の痺れの原因だと考えた。

左側の腰方形筋が非常に硬く、ここが腰痛の原因だった。

この腰方形筋を緩める事で、腰椎が自然な前弯を取り戻し足の痺れが薄らいだ。

13年前からある右足小趾の痺れのため、右足に負担をかけないように身体の重心が左側に偏っていた。

腰方形筋の硬さ、身体の捻れはこの偏りから生まれていた。

日頃は小売店でレジ打ちの仕事を行なっていて、就業時間内は常に立ち仕事。

痺れが薄れたこともあり、左足重心になりがちな癖に気をつけて生活して頂く事が大事なる症例でした。