腰痛症例:お子様抱っこ

■患者:30代の女性

■来院:2016年8月

■症状:お子様を身体の片側だけで抱きかかえる姿勢が長いこと。最近お引越し作業を行ったことから疲労の蓄積で腰痛を発症。以前から同様の症状は繰り返している。その度に鍼灸治療などを受けている。お盆の帰省前になんとか改善したい。

■治療内容と経過:整動鍼を行う。前屈・後屈・回旋動作が緩慢で痛みの原因となっている。腰の可動域を正常に戻すため、フクラハギに刺鍼して回復に努めた。

■同時に治療した症状:首こり・猫背

■使用した主なツボ:大鐘・項強・僕蔘・内谷・外谷・後谿・光明・豊隆・玉天・玉人・飛陽

■考察:座り方も腰が深く腰椎を後弯させる姿勢が多い。お子様を抱っこしている姿を見る機会があった。左の骨盤に子供を乗せている感じの抱っこの仕方。両方の姿勢からも腰椎後弯が慢性の腰痛を引き起こしていることがわかる。硬めの椅子に浅く座って頂くこと。また、その姿勢が辛い時には、クッションやバスタオルを畳んだものを肩甲骨に押し当てる様にして背もたれに寄りかかって頂く様に姿勢を指導。日常の家事・育児で忙しいお母さんによく発症する腰痛であった。