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■患者■

50代・女性

■来院■

2018年5月

■症状と来院理由■

連休を使って山歩きに出かけてきた。

日頃、仕事で忙しく体を動かしてなく運動不足だった。

そのためか、翌日から左足から筋肉痛が始まり、腰から脇にまで痛みが走るようになってきた。

右側へ体を捻る動作で酷く痛みが出始めたため、以前通院していた当院へ連絡、治療へと繋がった。

■治療内容と経過■

触診を行うとお尻から首筋にかけて、身体の捻りを妨げる筋緊張が見つかった。

その筋緊張を緩めるため背中とふくらはぎに合計3箇所、鍼治療を行なった。

すると筋緊張が緩み、痛みなく右側へ身体を捻る動作が出来るようになった。

足の筋肉痛も少しは楽になった様子だったが、前屈すると足腰に痛みが再現された。

調べるとお尻と膝の内側に、身体を引き伸ばす動作を妨げる筋緊張が見つかった。

それらの筋緊張を緩めるため、肩と肩甲骨にあるツボへ鍼を行なった。

同じように前屈で痛みの再現性を確認すると、筋緊張とともに痛みも無くなっていた。

主訴の捻りに加え、前屈での痛みの再現が無くなった事から今回の治療は終了した。

■同時に治療した症状■

足の筋肉痛、前屈動作痛

■使用した主なツボ■

T1(1.5)、T2(2.5)、飛揚、巨骨、T4(5)

■治療技術■

脊柱編、連動思考編、五体躍動編

■考察■

左股関節の内旋動作不良が原因でした。

長時間の歩行を行なったことで、疲れからか左足外側に負担がかかっていました。

運動不足も手伝っていたでしょう。

疲労がたまると、どうしても力強い方に頼りがち。

今回の腰痛はそんな筋力バランスの悪さが災いした症例でした。