国民的病気「肩こり」

1 不調の自覚症状の状況 について

厚生労働省の「平成 28 年 国民生活基礎調査」の中で、病気やけが等で自覚症状のある者〔有訴者〕からアンケートを実施した結果、下記のとおりとなっています。

【男女症状別ランキング】

このように、肩こりは男女共に上位に位置しているとから、もはや国民的病気といえます。

「首こり」「肩こり」を引き起こす原因は

一般的に考えられる、首・肩やこれらの周辺が、“重だるい”“なんかこっている”“違和感がある”ということから、この部分に原因があると思われがちです。

しかし実はそうではありません。

原因を引き起こしているのは様々な要因が絡み合い、別の箇所に原因があると考えられます。

þ日常生活の中での基本姿勢
þ同じ姿勢でのデスクワーク
þ電子機器の使いすぎ(眼精疲労)
þ運動不足による血行不良と筋肉疲労
þストレス
þ緊張        などなど

このように理由(原因)が複数あります。そして結果(症状の出現する場所や重度)も様々です。

現代の電子機器使用生活はテレビのほか、長時間のスマートフォン、携帯電話でのメール、長時間のパソコン使用やゲーム類などの多岐に渡り浸透しています。

結果「うつむき加減の姿勢」をとることが多く、“肩”“首”に負担をかけての生活が日常茶飯事といえます。

「首こり」「肩こり」が身体全体へ影響を与えている

自律神経は作用が相反する、交感神経と副交感神経の2つに分類されます。

脳や脊髄には自律神経の中枢があり、それぞれ近くの末梢神経に自律神経線維を送っています。

そして首の筋肉の異常は、頸椎(けいつい)の中心にある副交感神経の異常を招くと言われています。

首の筋肉の異常→→→→→→副交感神経の異常へと発展

副交換神経は交感神経とともに自律神経系を構成する末梢神経で、内臓や血管、呼吸器などの多くの身体の部分をコントロールしており、重要な神経のひとつです。

実はこの副交感神経と深く関係する「首こり」「肩こり」が、身体全体への不調をもたらしてしまう原因とされています。

根本の治療こそが大切

実は多くの「首こり」「肩こり」の治療は根本的な治療が行われていないということがあります。

「首こり」「肩こり」の真の原因場所が見落とされ、その場しのぎの薬で根本治療を引き伸ばし症状が悪化することも珍しくはありません。

「首こり」「肩こり」で辛い姿勢をかばうあまり、別の箇所にも不具合が出たり、また同時に精神状態にも影響し、最終的にはうつ状態になることもあります。

「首こり」「肩こり」から発展する可能性があるとされる疾患
緊張型頭痛、めまい、自律神経失調症、うつ、パニック障害、ムチウチ、更年期障害、慢性疲労症候群、ドライアイ、多汗症、不眠症、機能性胃腸症、過敏性腸症候群、機能性食道嚥下障害、血圧不安定症、VDT症候群、ドライマウス、便秘症、起立性調節障害

生活改善を含めて不調を改善するには

交感神経を優位にさせないために改善するには夜になっても働きがちな交感神経を刺激しないように心がける必要があります。

まずは生活リズムを不規則にしないこと、引いては生活リズムを整えることが大切です。

交感神経を優位にさせないために

・眠る間際までテレビ、パソコンやスマホなど電子機器を見続けて、目を酷使し過ぎない

・夜に活発な運動を過ぎない

・カフェインを取り過ぎない

・イライラしたまま、心身が休めない状態にしたまま眠りにつかない

日常生活で交感神経が優位に立つ状態を続けていると結果、「首こり」「肩こり」の慢性化、悪化につながります。

「首こり」「肩こり」の自覚症状は人それぞれありますが、「首こり」「肩こり」に関わる筋肉は、凝り固まっているよりも、緩んでいることがベストです。

そのため、骨格と筋肉の均等な引っ張り合いによるバランスのとれた姿勢が望まれます。

そして気付かないうちに起きる筋肉の緊張も含め、日常生活でのコリ固まった身体ではなく、コリを感じない緩くなっている身体にすることが大切です。

日常でのセルフケア

身体を動かし軽い運動をする

体に負担が少なく、全身の筋肉をバランス良く使う軽い運動をお勧めします。ウォーキングやサイクリング、水中ウォーキングなどをはじめ、取り入れやすいストレッチやラジオ体操などもおすすめです。

入浴による血行促進

入浴により身体を温め、血流量を増やします。ここからこり固まっている部分の血流を良くし、身体の柔軟性を取り戻していくことができます。

そのためには、シャワーのみではなく、できるだけぬるめのお湯(38~40℃)にゆったりとつかることをおすすめします。またこりのある部分に、熱いシャワー(40~42℃)と水(17~20℃)を、2,3分ごとに交互にかけ、最後に熱いシャワーで締める方法もおすすめです。

お風呂上りには、水気をよく拭いて身体を冷やさないように気をつけましょう。

注:入浴中は身体のに揉んだり、たたいたりすることはおすすめしません。やりすぎてしまい柔らかくなった筋肉組織を痛めてしまう場合があります

鍼施術を受けるメリットは?

はりきゅうルームの鍼施術では、痛みが出ている部分に鍼を打つことは基本的にはありません。

理由としては、原因が痛い部分にあるという考えではなく、不具合が出ている部分を他の部分(原因の根本部分)が無理に引っぱており、そこが原因の根本部分と考えているからです。

引っ張っている部分→→→→→→→身体の関節や筋肉に負荷をかけ、根本的な痛みの原因を作っている

痛みや違和感を感じる原因は離れていることが多く、その原因の根本部分に鍼施術を行い、周辺の筋肉をゆるませて不具合を解消し身体への負荷を減らしていきます。

この原因の根本部分を改善しない限りは、一時的な改善は見込めたとしても、あまり長時間は持続しない、またはすぐに再発してしまうという結果に繋がる確立が高くなります。

身体の中で、関節や筋肉が適度に引っ張り合う関係が整っていることが、身体の違和感、痛み、こりなどを解消する方法です。

はりきゅうルームでは、この適度な引っ張りあいを調整するために、身体にある適切なツボに少ない鍼を打ち、調整し患者様の痛みや違和感を取り除いていきます。

はりきゅうルーム恵眞道の施術ポイント

「首こり」「肩こり」の症状なども含め、人それぞれ原因は様々です。

ましてや原因が1つとは限りません。

そのため、先ずは患者様のお1人お1人のお話をしっかり伺い、どんな姿勢が辛いのか、どんな風になると痛いのか、など基本的なことも伺います。

さらに日常生活での姿勢や身体の使い方の癖、仕事スタイルなど簡単な生活環境を想定し、最終的には主根源を見極めつつ、鍼をするポイントを探り、施術プランを立てていきます。

はりきゅうルームでは、身体の全体を観察して、複合的に絡み合っている原因を一つ一つ見極め、主根源(原因の根本部分)を改善させていけるよう鍼施術をいたします。

そして、施術後は生活の中での注意していただきたい点などのアドバイスをさせていただきます。

最終的には歪んだ身体を正しい位置で保ち、違和感や痛み、こりが出にくい身体を作れるように、ご本人様の治癒力を保つお手伝いをすることを目的にしています。

症例

首こり・腰痛の相談でおすすめの鍼灸院 | 名古屋市名東区一社駅徒歩2分050-3637-4189受付時間は水・土・日・祝日除く 10:00-20:00

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