機能性ディスペプシアは良い日と悪い日を繰り返しながら回復していきます

機能性ディスペプシアでお悩みの方から、

「少し良くなったと思ったのに、また症状が出ました」

「昨日は調子が良かったのに今日はつらいです」

というお話をよく伺います。

しかし、機能性ディスペプシアの回復は、毎日一直線に良くなっていくわけではありません。

実際には、調子の良い日と悪い日を繰り返しながら、少しずつ回復していくことがほとんどです。

症状だけを見ていると回復に気づきにくい

機能性ディスペプシアは胃の痛みや胃もたれ、食後の不快感などが日によって変動しやすい特徴があります。

そのため、以前より全体として改善していても、症状が強く出た日だけを見てしまうと、

「全然良くなっていない」

と感じてしまうことがあります。

また、人の脳には悪い変化のほうに意識が向きやすい性質があります。

そのため、良かった日よりも不調だった日の印象が強く残りやすいのです。

お腹の感覚に敏感になっていることもあります

機能性ディスペプシアの方は、お腹や胃の感覚に意識が向きやすくなっています。

その結果、以前なら気にならなかったような小さな違和感でも強く感じてしまうことがあります。

「少し胃が重い気がする」

「少し張っている気がする」

そんな小さな変化に意識が集中することで、不安が大きくなってしまう場合もあります。

回復の目安は「できることが増えているか」

回復を確認する際に大切なのは、症状の有無だけを見ることではありません。

例えば、

・食べられる量が増えた
・外食できるようになった
・仕事に集中できる時間が増えた
・外出への不安が減った
・好きなことを楽しめる日が増えた

このように、「以前よりできることが増えているか」を確認してみてください。

症状には波があっても、生活の幅が広がっているのであれば、それは回復に向かっているサインです。

まとめ

機能性ディスペプシアは、良い日と悪い日を繰り返しながら改善していくことの多い病気です。

症状がある日だけを見ると不安になりますが、少し前の自分と比べてみると、できることが増えている場合も少なくありません。

焦らずに回復の流れを見つめながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

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