同じようにつらくても、変化のスピードが異なる理由
当院には、機能性ディスペプシア(FD)や喉の症状など、自律神経の乱れでお悩みの方が多く来院されます。
施術を重ねる中で、すぐに「身体が軽くなった」と実感される方もいれば、お身体は変わっているはずなのに「あまり変化が分からない…」と感じる方もいらっしゃいます。
実は、変化の感じ方やスピードには、あなたが生まれ持った「特性(脳や神経の感受性の高さ、感覚の過敏さ)」が深く関係しています。
人は誰しも、この特性の「濃さ・薄さ」というグラデーションを持っています。
これから鍼施術を始める方も、いま通院中で「停滞期かな?」と感じている方も、ぜひ知っていただきたい大切なお話です。
身体は確実に変わっています(小さなサイン)
施術後、ご自身で「あまり変わらないな」と思っていても、こちらからお声掛けすると「あっ、そういえば…。」と気がつくパターンはとても多いです。
当院の鍼施術を受けたあと、以下のような「小さな変化」はありませんでしたか?
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最初はずっと調子がわるかったが、徐々に「楽な時間」が増えてきている
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施術を受けた日や、その翌日はぐっすりよく眠れる
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便秘がちだったのにお通じがあった、またはおしっこの回数(尿量)が増えた
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少し食欲がわいてきた、食事の量がちょっと増えた
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なんとなく気持ちがホッとして、安定している
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「外出してみようかな」という前向きな気になってきた
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朝すっきり起きられるようになった
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頭痛や肩こりが楽になった
- テレビを見てみようかな、本を読んでみようかななど気力がでてきた
※一見、逆の反応に見える「一時的なだるさ」や「下痢(お腹が動き出した反応)」が起きることもありますが、これらもお身体がしっかり反応して動き出した証拠です。
これらはすべて、表面的な派手さはなくても、お身体の深い部分(自律神経や内臓)が確実に良い方向へ向かっている大切な「変化のサイン」です。
図解で見る「特性」と変化の感じ方
外側の円は、今感じている「身体のつらさの総量」です。
これはどの方も同じ大きさです。
鍼施術は、この外側の円と内側の円の間にある、ドーナツ状の部分(身体が回復しやすい部分)に働きかけます。
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左:特性が「薄い」方(内側の円が小さい) 鍼が働きかけられる部分(ドーナツの面積)が広いため、比較的早く変化を実感しやすい傾向があります。
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右:特性が「濃い」方(内側の円が大きい) 鍼が働きかけられる部分が狭いため、同じように施術をしてお身体が変化していても、実感として「楽になった」と感じるまでに少し時間がかかることがあります。
(※生まれ持った特性そのものは、鍼で形を変えられるものではないためです)
特性の円が大きい方:「40%の土台作り」と「60%の専門ケア」〜100%の健康へ向かうロードマップ〜
ここで、当院が考える本当の寛解へのロードマップをお伝えします。
正直にお伝えすると、生まれ持った特性(内側の円)がとても強い方の場合、鍼施術だけでアプローチできるドーナツの部分は、全体の「40%ほど」かもしれません。
この40%の部分に対して、当院は鍼を用いて全力でお身体の緊張を緩め、血流を整え、心と身体に「ゆとり」を生み出すお手伝いをします。
では、残りの「60%」はどうするのかというと、それは当院の鍼ではなく、別の専門的なアプローチの出番になります。
鍼によって心と身体に少しゆとり(40%の土台)ができた状態で、専門医の先生や療育、心理療法(認知行動療法など)といった適切な専門ケアを組み合わせていく。
そうすることで、これまで大きかった内側の円(特性による過敏さやつらさ)を、少しずつ小さくコントロールしていくことが可能になります。
鍼でベースとなる40%を底上げし、専門ケアで残りの60%を整えていく。
この両輪が揃うことで、初めてあなたにとっての「100%の健康」へと近づいていくことができるのです。
当院の鍼施術は、あなたがその一歩を踏み出すための「安心できる土台作り」の役割を担っています。
1つの症状にひっぱられてしまう方へ
睡眠や食欲は良くなっているのに、「どうしてもこの気持ち悪さだけが残る」「1つの症状に引っ張られて、全然体調が良くならない気がする」と悩んでしまうことがあります。
これもごく普通のことです。
あなたの心が弱いわけでも、施術が間違っているわけでもありません。
生まれ持った特性が、その1点に意識を集中させているだけなのです。
鍼施術を続けることで、ドーナツ状の「回復しやすい部分」は確実に広がっていきます。
焦らずにお身体を委ねてくださいね。
「ゼロか100か」ではなく、徐々に「できること」が増えていくのが寛解への道
「少し変化を感じたけれど、次の日にはまた症状が戻ってしまった。
やっぱり鍼が効いていないのかな……」と不安になることもあるかもしれません。
しかし、お身体は決して元に戻ってしまったわけではありません。
自律神経の回復は、階段を一直線に登るようなものではなく、行きつ戻りつしながら、波を描いて少しずつ上がっていくものです。
大切なのは、「痛みが完全にゼロになったか(0か100か)」ではなく、
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「そういえば、前より波が小さくなってきたな」
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「違和感や痛みを気にしない時間が増えてきたな」
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「だるさはあるけれど、外出してみようと思えたな」
というように、「できることが増えた」「不調を忘れている時間が増えた」というグラデーションの変化です。
一気にゼロを目指そうとせず、その時々の小さな変化を一緒に喜びながら、一歩ずつ心地よい寛解の状態へ進んでいきましょう。
あなたのペースで一歩ずつ
生まれ持ったお身体の特性(脳や胃腸のセンサーの過敏さ・繊細さ)は、あなたの大切な「個性」であり、無理に変えたり、自分を責めたりする必要はまったくありません。
大切なのは、そのデリケートな特性を「これが私の生まれ持った普通なんだな」と丸ごと受け入れ、周りと比べず、あなた自身のペースで進むことです。
私たちは、あなたの五感やお身体が感じ取っている苦しさにどこまでも寄り添い、ほんの少しずつ現れる小さなプラスの変化を一緒に見つけて共有していきます。
どうぞ安心して、当院を頼ってくださいね。
FAQ
Q1. 施術を受けた翌日に、かえって体がだるくなったり、お腹が緩くなったりしたのですが大丈夫ですか?
A. はい、全く心配いりません。
それは鍼をして2日後までは、お身体が変わっており、鍼りの反応して動き出した証拠です。
特にずっと緊張状態が続いていた方ほど、副交感神経が優位になって強い眠気やだるさをによってお身体の深い部分(自律神経や内臓)がしっか感じることがありますが、お身体が次のステップへ進むための大切なサインです。
水分を多めに摂って、その日はゆっくりお休みくださいね。
(ただし施術して3日以上続く場合は、隠れていた症状が表に出たことになるのため、病院での受診をおすすめします)
Q2. 病院の薬(胃薬や抗不安薬など)を飲んでいますが、並行して鍼施術を受けても問題ありませんか?
A. はい、問題ありません。
当院の鍼施術は、現代医学の治療やお薬を否定するものではなく、それらと上手に組み合わせながら、お身体が本来持っている「整う力」を引き出すものです。
病院での治療を続けながら、お身体の土台を整えるサポートとして安心して当院を頼っていただければ幸いです。
名古屋市名東区の一社駅近くに位置する当院は、長年慢性化している頑固な腰痛や肩こりといった運動器の不調から、機能性ディスペプシア(FD)に代表されるつらい胃もたれや胃痛、どこに行っても原因が分からなかった自律神経の乱れによる症状まで幅広く専門的にケアする鍼灸院です。
📌 当院の特徴と来院される方の傾向
当院へ来院される方の傾向として、「何年も同じ痛みを繰り返して諦めかけている」「病院の検査では異常なしと言われたけれど、毎日がつらくて焦ってしまう」という切実なお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいます。
当院の最大の特徴は、目の前の痛みを取り急ぎ抑える表面的なアプローチだけではありません。東洋医学の知恵をベースに、お一人おひとりの「お身体に積み重なった負担」や「生まれ持った特性」を丁寧に見極めるオーダーメイドの施術を行います。
「0か100か」の極端な変化を求めようとすると、どうしても焦りが生まれてしまいます。だからこそ当院では、あなた自身が見落としてしまいそうな日々の小さな変化のサイン(お通じや睡眠の質の変化など)を一緒に見つけ、共有しながら、心地よい寛解(かんかい)の状態へと優しく並走いたします。
※通常コース2回目以降 7,700円(税込)
※専門コース2回目以降 8,800円(税込)
となります
※土曜・祝日は営業しております。
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- ③機能性ディスペプシア 脳腸相関と鍼灸
- ②機能性ディスペプシア タイプと症状
- ①機能性ディスペプシア(機能性ディスペプシアと心身症)
- 腹部膨満感:ガスがよう出て困るんじゃ
- 肩こり⑷:胃腸の不快感もあります!





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