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頭痛症例 l 片頭痛

■患者:20代の女性

■来院:2016年5月

■症状:はじめ、目の前に光がチラつく感じで物が見え難くなった。その後、左側の頭がズキンズキンと脈打つような感じで痛くなってきた。ひどい時には吐き気をもよおすこともある。

■治療内容と経過:問診時に職場の人間関係からくるストレスが強いという情報があった。同僚からのお小言が多い時に発症することが多いとのこと。幼少期にも祖母から叱られると頭が痛くなったことも思い出す。周囲からのプレッシャーからくるストレスが原因とみて、首周囲の筋肉が緊張していないか触診し緊張度合いが高いことを確認。筋肉の奥にある頚椎の捻じれも感じ取れた。また、もともとの姿勢が猫背であるため、内臓が圧迫され吐き気を伴いやすいのではと疑って治療を行った。初回は姿勢調整をメインに整動鍼中心で経絡太極療法。2回目以降は姿勢が安定している限りで経絡治療中心の治療を継続している。(マンスリー定額)頭痛は起こりにくくなり、調子が良いとのこと。

■同時に治療した症状:首こり・猫背(胸椎後弯)

■使用した手技と主なツボ:経絡治療と整動鍼。水泉・大鐘・項強・足太陽・内谷・外谷・養老・膝陽関 以上

■考察:片頭痛はストレスから発症することが多い。この患者様も職場の人間関係が原因で眠れない時もある位のストレスだった。ストレスは筋肉の緊張を生みやすく、頭痛持ちの方は特に首こりがあり自然とこりに手が伸びる。この方の場合、姿勢にも原因があり猫背から首へのストレスがかかっていた。吐き気も姿勢の悪さが内臓に負担をかけていた事と、ストレスが原因と考えられる。よって、取り除きやすいストレスから治療を行うことがベストと考え、姿勢の改善から行わせて頂きました。日々のストレスに関しては感じにくい体質改善を行うために経絡治療を週に1回継続して受鍼して頂いています。最近では顔色も良く、グチではなく冗談混じりで職場の話をして頂けるように成りました。