口腔内の症例:歯痛

■患者:30代の女性

■来院:2016年9月

■症状:銀歯を被せてある奥歯が痛いとの事でご相談。連休中の土曜日ということもあり歯科に通えず何とかして欲しいとのこと。付近に歯肉炎もあった。

■治療内容と経過:歯肉炎が周囲にあったことから、患者様にも炎症の可能性がある旨を伝えて治療を行う。手と背中、後ろ頭に鍼を置鍼。10分後に歯痛を確認して頂く。「あぁ、痛くない!」歯肉炎も気にならないとの事。問診時に眼精疲労と胃腸の調子が悪いこともあったので同じ処方で同時治療を行う。あくまでも緊急措置で炎症を抑えただけと説明し、連休明けに歯科へ通院して頂くようにお願いして治療は終了した。

■同時に治療した症状:眼精疲労・胃腸の調整

■使用した主なツボ:養老・T5(1)・左上風池

■考察:東洋医学的な診かたでは「胃熱」の症状が当てはまる。胃熱によって歯肉の炎症が起こる事もあり銀歯の中まで確認する事は出来ないが、おそらくは中まで炎症が広がっていたのではないかと推測する。眼精疲労も胃の経絡で繋がっているため症状が出ていると思われる。ご本人は原因がコンタクトレンズの長期装着だと思われている。今回は治療というよりも、先日の打撲に続いての炎症を鍼施術で収めた症例になる。連休が明けて、約束通り歯科へ通院してくれている事を切に願っております。