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ひざの痛みの症例:お皿の下側が痛いんです

■患者:80代の女性

■来院:2016年10月

■症状:数ヶ月前から膝のお皿の下側が痛く成り階段の登り降りが出来なくなった。

2ヶ月前に膝が曲がらなくなる位に腫れあがり、それから整形外科に通って電気をあててもらったり、腫れ上がると水を抜くを繰り返すが治る気配が無い。

『膝痛専門コース』を孫が見つけてくれたので来院してみる。

■治療内容と経過:お話を聞き終え、触診していると背中から腰にかけてと外側ハムストリングスの酷い張りを発見した。

また、股関節の動作が左右で違い、そこも原因になっていた。

腰の回旋動作の改善から行う。

うつ伏せで足首に1本、ふくらはぎに3本置鍼。

続いて膝のお皿の下側の痛み改善。

外側ハムに1本置鍼。

臀部の硬結を確認するも見当たらず抜鍼して仰向けに。

T9(1)、T10(1)相当穴に置鍼。

その後、両側の甲に置鍼。

充分に筋肉が緩んだことを確認して抜鍼。

腰がスゥーッと伸び、膝の曲げ伸ばしも問題なかったのでこの時点で治療を終了し、自宅が遠いことから1ヶ月後にみせて頂けるようお願いをした。

■同時に治療した症状:背部痛

■使用した主なツボ:足太陽・玉人・飛陽・築賓・T9(1)・T10(1)・外眼裏・大腰・中腰

■考察:お話を聞いていると、日中座って過ごしている機会が多いということでした。

数年前から畑仕事を行わなく成り、曾孫の世話で抱っことオンブが多く成り腰と股関節に違和感があった。

外での運動不足と室内での曾孫の世話で決まった姿勢で過ごす時間が増え発症したと思われる。

要するに腰と股関節の可動域制限が膝に負担をかけていた。

また、同じ方の膝に曾孫を乗せて抱っこして座る癖があることを思い出し、なるべくそうしないように気をつけると言われていた。