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患者

女性・30代

来院

2018年10月

症状

出産当日にシャワーを浴び、足の裏を流そうと腿をあげた瞬間、恥骨付近に痛みが走り動けなくなった。

その後すぐに、病院でCTを撮った結果「恥骨離開」と診断された。

産後1ヶ月経過し、痛みは徐々に退いてきたが、恥骨付近にブラブラとした嫌な感覚が残り痛みの不安がなくならずにいた。

実家の母が膝の痛みで通っている鍼灸院を紹介。母も通っていることから、鍼は初めてだったが通院してみた。

施術と経過

恥骨結合付近の症状ということから腰臀部を疑って調べると、股関節の外旋に関係する仙脹関節付近に筋緊張をみつけた。

その筋緊張を緩めるため肘にあるツボへ鍼を行うと、股関節を楽に外旋することが出来るようになった。

この時点で、まだ恥骨結合付近が十分安定していなかったため、太腿の筋肉の硬さに注目した。

恥骨の結合バランスと関連が深いと判断、膝にあるツボで調整を行ったところ改善した。

恥骨付近のブラブラした嫌な感覚が消失し、股関節が楽に外旋出来るようになったことから、今回の施術は終了した。

使用したツボ

曲池(L)、曲泉(R)、陰谷(R)

まとめ

産後、筋力がしっかり元に戻っていない時に、腿を持ち上げて股関節を大きく動かしたため、恥骨結合が離開していた。

離開した瞬間の動きを分析し、股関節の外旋で引き合う筋肉に着目出来たことが早期の解決に繋がった症例だった。