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■患者■
50代・女性

■来院■
2017年10月

■症状と来院理由■
左肩が痛み、しびれ、握力低下があり日常生活に支障がある。

どこか上手な治療院はないかと探していたところ、つい先日肩の治療を受けて来たという友人に勧められて電話で問い合わせ、来院に繋がった。

・肩関節の屈曲、外転、外旋の動作で痛みが再現する。

・以前と比べ胸の筋肉が痩せてきている。

■治療内容と経過■

問診表の記入時から、上半身と下半身の捻じれが気になり背中を中心に触診を行なった。

肩こりも右と比べて左の方が酷く、身体の捻じれに関連するツボにも反応が出ていた。

ベットへ仰向けで寝て頂き、片膝立ちでブリッジを行なって頂くと左の方が上げやすく骨盤が斜めに偏位していた。

身体の捻り動作に関係する足のスネにあるツボへ鍼治療を行うと、先ほどのと同じブリッジをして頂くと上げやすさの差は無くなり骨盤がベットと平行な位置関係になっていた。

起き上がって肩の屈曲、外転、外旋動作を確認して頂くと、この時点で動作不良が無くなり痛みも再発しない事が分かった。

ついでに左手の親指の動きが悪いから何とかして欲しいとの訴えがあり、背中を触診。

親指の屈曲に関係する箇所に硬さがあり、そこの原因となる手首にあるツボへ鍼治療を行い確認すると屈曲障害があった左手の親指は正常に動作し始めた。

主訴の肩の痛みがなくなったため、今回の治療は終了した。

■同時に治療した症状■

肩こり、親指の屈曲障害

■使用した主なツボ■

光明・列缺

■考察■

仙骨の捻じれから筋肉の連動で肩甲骨を外方偏位させ、肩の屈曲・外転動作に制限を加えていた。

筋肉の連動を意識して足下から鍼で緩めた事で治療が完結した症例でした。